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中国 世界一の糖尿病大国――1億近い糖尿病患者

2010年11月27日

【新唐人2010年11月27日付ニュース】調査によると、中国の糖尿病患者の数はすでに9240万人を超え、世界一の糖尿病大国となりました。大陸の専門家は、食べ過ぎ、運動不足、油の取りすぎが、肥満や糖尿病、癌などを招くと指摘します。

国際糖尿病連合は2025年には糖尿病患者が世界で5億人に達すると予測。中国はすでに9240万人を超え、世界一の糖尿病大国となりました。
 
中国農業大学の李教授は、中国人は油を取りすぎだと警告します。
 
中国農業大学 李里特教授
「脂肪細胞が成長すると、多くの脂肪細胞化因子を生成し、インスリンの活性に影響します。つまり糖尿病や肥満、癌など、多くの慢性病を招きます」
 
また、油の摂取量は一日25gから30gがベストですが、中国人の平均摂取量は80gを超えているといいます。
 
中国農業大学 李里特教授
「昔は正月しか食べられなかった。魚や肉、揚げ物、ケーキなどが、今は毎日です。飲食店は営利のために、塩分や油分、肉類が多いです」
 
糖尿病で最も多い合併症が、心血管疾患です。
 
中国農業大学 李里特教授
「今の人はあまり動かないので、消費が少なく、食べ過ぎると、各種疾患になりやすいのです」
 
糖尿病はがん、脳血管疾患、心臓病という三大死因に大きく関わる深刻な生活習慣病です。
 
新唐人テレビがお送りしました。
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